平成27年度厚生労働省委託事業緩和ケア普及啓発キャンペーン

公募~あなたが「力づけられた」一言~

募集は終了いたしました。ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。
がん治療の中で医療スタッフから「力づけられた」一言を募集します
ぜひあなたの体験を聞かせてください
受賞作品
力づけられた一言大賞
お名前:牧野あずみさん(30代女性・愛知県)
「力づけられた」一言
「かえられないものを受け入れる静けさと かえられるものをかえる勇気とその両者を見わける叡智をお与えください」~ラインホールドニーバーの祈りより~
その一言に関するエピソード
心に深く響いたこの言葉は、入院中に読んだ乳がん経験者が作成した情報誌に載っていました。その後、抗癌剤治療が終了、経過観察となり、仕事もなく、再発・転移の不安感は増すばかり。そんな中、素敵な先生との出会いがありました。先生は講演の最後にこの言葉を引用し、「共にかえられるものをかえていきましょう」と呼びかけられました。何度も反芻してきたその言葉を、その先生から聴けたことで、改めて冷静さと勇気を持って、かえられるものは何かを考え、かえていけるように、私もできることから行動しようと心に決めました。
選定理由
人生、親、様々なものや、生まれながらにして自分の抱えている環境は変えるわけにはいきません。そのような流れで病気になってしまった。これも変えることができません。しかし“変えることができないこと”をずっと悩み続けるよりは、目の前の時間や、自分の人生を“変えることによって、よりよいものにしていこう”と、解釈することもできると思います。これは、がんに対してだけでなく、人生そのものにも使える言葉ではないかと思い、今回大賞に選ばせていただきました。
オレンジバルーン賞
ペンネーム:こがねさん(40代女性・東京都)
「力づけられた」一言
今日はお母さんが楽しいことをしましょう!お母さんが楽しいと息子さんもきっとうれしくなりますよ。
その一言に関するエピソード
5歳の息子のガン治療で付き添い入院していた時に看護師さんに言われた一言です。自分が楽しんだりしたらいけないんだ……と妙にいろいろ我慢して辛くなっていた時だったので心身にしみる一言でした。がん治療はいろいろな種類があると思いますがとにかく長期戦に備えるには適度にリラックスすることだなときづくきっかけをもらいました。今でも辛くなるとあの看護師さんの一言を思い出しています。
選定理由
がん患者さんのご家族は、大切な家族ががんになってしまったことで不安やつらさを抱えられている方がたくさんいらっしゃいます。ですが、いつも張りつめた気持ちで患者さんを支えることは、ご家族にとっても苦しいことです。また、ご家族のつらさは、患者さん本人にも伝わります。つらそうなお母さんを見ていることは息子さんにとってもつらいことです。 息子さんをしっかり支えるためにも、お母さんも適度に気分転換を図り、エネルギーを充電することが大切だということに気づかせてくれた看護師さんの素敵な言葉だと思います。
オレンジバルーン賞
お名前:加藤那津さん(30代女性・愛知県)
「力づけられた」一言
「何か悩んでない?話してみて」
その一言に関するエピソード
31歳で早期乳がんの告知を受け、初めて参加した患者会で先輩患者にあなたは軽くて良いわよねと言われとても傷つきました。軽いと言ってもこれまでの人生の中でとても軽い事では無かったからです。その後治療中軽い私が辛いと言ってはダメなのだと思い、辛いことを周りに伝えられなくなりました。そんな時、看護師から何か悩んでない?話してみてという言葉をかけてもらいとても力づけられました。辛いと言えないことが辛いのだと伝えたことでその後辛いことを伝えられるようになり、少しずつ気持ちが軽くなり今も治療を続けられています。
選定理由
「つらさを話してよいんだ、わかってもらえた」と思えたのですね。わかってもらえないことほどつらいことはありません。ましてや、つらさを分かち合える場所だと思って参加した会で「軽くてよいわよね」と言われてしまったら、誰にもつらさを話せなくなってしまったのも無理もありません。何気ない一言が人を傷つけることもあれば、救いだしてくれることもあります。この一言により一筋の光明が差しこんだとき、再び歩き出せるようになった投稿者の感謝の気持ちがとてもよく伝わってきましたので、オレンジバルーン賞とさせていただきました。
オレンジバルーン賞
お名前:古川和子さん(60代女性・京都府)
「力づけられた」一言
三人で頑張りましょうね
その一言に関するエピソード
大学病院で検査した結果、夫が肺がんの末期だと診断された時に近所のかかりつけ医がそのように言いました。夫は大学病院に入院しているのになぜかかりつけ医が一緒に頑張ってくれるのか?やがてその言葉の意味は、夫の病状進行とともに理解できました。最期まで寄りそってくださった医師の言葉です。
選定理由
「家族は第二の患者である」とはよく言われています。ここにあるメッセージはご家族に対して、かかりつけ医が患者さんとはいまでも治療同盟を結んでいることをはっきりと表現してくださった言葉です。 大学病院へ紹介となったがん患者さんは、かかりつけ医から見放されたように感じることがよくあります。「三人で頑張りましょう」というメッセージは、普段から診療に責任を持つ医師として最期まで患者さんを支えるという意思表示であり、奥様にもそれが十分に伝わったと思われます。
いまも、これからも大学病院などの大きな病院へ紹介される患者さん、ご家族に対して、“かかりつけ医は人生の最期まで患者さんを支えてくれるサポーター”であることを改めて呈示していただき、読んだ方に勇気を与えてくれた一言であるため本作品を推薦させて頂きました。
たかまつなな賞
お名前:安藤隆さん(50代男性・岐阜県)
「力づけられた」一言
「がまんしなくてもいいよ。弱音を吐いてもいいんだよ。」
その一言に関するエピソード
ステージ4と宣告され、自分の気持ちがコントロールできなくて、病室でふさぎ込んでいた。担当の看護師さんが、「しっかり話を聞かせて」と勤務が終わってから時間を取ってくれた。その時に、「一言」言われてずいぶん気持ちが楽になった。先を見る気にもならなかった自分でしたが、その時の嬉しかった思いが、今のピアサポート活動につながっていると思います。
選定理由
患者さんが「がん」になったということで相当苦しんでいらっしゃるということ、そしてそれに看護師さんが気づいて声をかけてくださった、その光景がとても浮かびました。当たり前のひとことかもしれないですが、このようなことを言ってくださる方は、やはり中々いらっしゃらないのではないかと思いました。看護師さんの力が患者さんを支えているのだ、ということを強く感じたので、この作品を選ばせていただきました。
賞品

大賞:フォトフレーム

オレンジバルーン賞・たかまつなな賞:しおり

募集要項
がん治療の中で、また、家族や友人としてがん治療を見守る中で、医療スタッフの一言に「力づけられた」「勇気づけられた」と感じたことはありますか。
ぜひ、そんな一言を教えてください。
その一言が、また誰かの「力になる」かもしれない。私たちはそんな風に考えています。
一言…100文字以内
その際、誰が言ったか(『主治医の先生』『看護師さん』など)、また、言われた時の状況や感想などのエピソード(『ベッドサイドで』『前向きになれた』など)も記載して下さい。
エピソード…250字以内
受賞作を含め、優秀な作品については賞品を贈呈するとともに、ホームページでの発表、イベントでの発表会を行います。
賞品(予定)
  • 力づけられた一言大賞(1名):賞状・記念品
  • オレンジバルーン賞(10名):賞状・記念品
  • たかまつなな賞:たかまつななサイン色紙・記念品
審査員
  • 特定非営利活動法人 日本緩和医療学会 理事長 (キャンペーン主催)
  • 特定非営利活動法人 日本緩和医療学会 委託事業委員会 緩和ケア普及啓発WPG
  • たかまつなな(キャンペーン・メッセンジャー/お笑いジャーナリスト)
応募方法
  • 作品には、「住所」「氏名」「年齢」「性別」「職業」「電話番号」を明記の上、ウェブサイトの応募フォームよりご応募ください。(はがき郵送でも可)
応募資格は問いません。
応募上の注意
作品の返却、審査に関するお問い合わせには応じられませんので、ご了承ください。
屋内ポスター・テレビ・新聞・雑誌・ラジオ・ウェブ・冊子などにて応募作品の紹介をする場合があります。

上記の際は作品と共にお住まいの「都道府県」および「氏名」「年代」「性別」を表記させていただきます。匿名希望の場合、またはペンネームをご希望の場合は、その旨を応募フォームの連絡事項欄に明記してください。
その他の個人情報(住所・電話番号・メールアドレスなど)は、作品管理、および受賞の連絡のためにのみ使用いたします。これらは、応募者ご本人(応募者が未成年の場合はその保護者)の許可なく、本事業以外には使用いたしません。
公序良俗に反したり、悪意のある内容については不採用とします。
締切
2016年1月28日(木)必着
受賞作品は、緩和ケア普及啓発キャンペーンサイトに掲載予定です。
受賞者発表
2016年2月11日(木・祝) 緩和ケア普及啓発市民公開講座で受賞者を発表します。
(受賞者には事前にご連絡いたします)
応募先・お問い合わせ
緩和ケア普及啓発キャンペーン事務局(オスカー・ジャパン株式会社内)
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 ネオ・シティ三鷹
TEL:0422-24-6816 FAX:0422-24-6812 電話受付時間 平日10:00-12:00 13:00-16:00
E メールアドレス:mottomijikani@oscar-japan.com
■主催:
  • 特定非営利活動法人 日本緩和医療学会
■諸権利
  • 公募作品の一切の権利は主催者に帰属します。
公募~あたなが「力づけられた」一言~にご応募ください

知って身近に。もっと近くに、緩和ケア。

キャンペーン・メッセンジャーたかまつななさんに聞く 緩和ケアって?
東京 医療従事者向けセミナー 3月5日(土)
名古屋 街頭イベント1月10日(日)
東京 市民公開講座 2月11日(木・祝)
◎緩和ケア普及啓発キャンペーン:厚生労働省委託事業における普及啓発活動の目的について
2007年4月に施行された「がん対策基本法」では、がん患者の療養生活の質の維持向上のために、「緩和ケアの推進」を含めた必要な施策を講ずるものとされています。これを受け、厚生労働省は国民に対して、「緩和ケアは死を待つだけのあきらめの医療」といった誤解を解き、緩和ケアの正しい知識を広めることを目的とした緩和ケアに関する普及啓発活動の実施計画を立案しました。
特定非営利活動法人 日本緩和医療学会は、厚生労働省から「がん医療に携わる医師に対する緩和ケア研修等事業」の委託を受け、その一環として、2007年より委託事業委員会に緩和ケア普及啓発WPG(設立当時は緩和ケア研修等事業推進委員会内の緩和ケア普及啓発作業部会)を設立し、普及啓発を目的とした活動を「Orange Balloon Project」と呼び、実施しています。
平成27年度の委託事業では、「知って身近に。もっと近くに、緩和ケア。」緩和ケア普及啓発キャンペーンとしてプレスセミナーならびに、街頭イベントや市民公開講座を実施し、国民に対して「緩和ケアに関する正しい知識」と「医療用麻薬の適正使用」についての普及啓発を実施しています。
■主催:
  • 特定非営利活動法人 日本緩和医療学会
■後援:
  • 一般社団法人 日本がん看護学会
  • 特定非営利活動法人 日本ホスピス緩和ケア協会
  • 一般社団法人 日本サイコオンコロジー学会
  • 一般社団法人 日本癌治療学会
  • 公益社団法人 日本臨床腫瘍学会
  • 公益社団法人 日本放射線腫瘍学会
  • 一般社団法人 日本ペインクリニック学会
  • 公益社団法人 日本麻酔科学会
  • 特定非営利活動法人 日本ホスピス・在宅ケア研究会
  • 一般社団法人 日本緩和医療薬学会